愚直に板の上に立つ事だけを追い続ける切なさと美しさに、泣いて笑って…また泣ける。
「板の上の二人と三人そして一人」 |
今回は下北沢小劇場にて、4月22日〜5月5日上演。
筆者が制作を務める舞台のご紹介です。
映画『ひとくず』が世界各国の映画祭で絶賛され、インディペンデント映画としては異例の超ロングランヒットで話題となった上西雄大監督率いる映像劇団テンアンツ。
大阪を拠点に長年舞台演劇で活躍し、1000人単位で動員する小劇場では稀有な劇団。
本通算49回東京第7回となる本作『板の上の二人と三人そして一人』。
東京進出きっかけとなった作品で、公開後にたちまち東京でのファンを獲得し、今に至ります。
あらすじ
かつての人気漫才コンビ「ナマセン・ヤキセン」はあるトラブルから解散。
「ナマセン」こと矢澤洸介は家賃滞納・求職中と落ちぶれ,一方の「ヤキセン」こと野島友作はTVで人気爆発……住む世界が対照的に違ってしまった。そんな或る日,友作は洸介の元を訪ね“コンビ復活”の話を持ちかける。
人気女性漫才コンビ「ナインティワン」のメグミとミカは,かつての“もう一人のメンバー”チーコが交通事故で瀕死の重症である知らせを受ける。
コンビ別れした,かつての人気漫才師,トリオからコンビになった女性漫才師,ワケありの2組の元に,何故か天使が舞い降りて……。
本公演は、何度も再演されてきた、テンアンツにとって思い入れの深い演目です。
スベることもある。食えない日もある。
でも、板の上でしか生きられない。
たとえ死んでも、板の上に立つためならば神様さえも動かす!
そんな不器用だけど必死な面々の泣き笑い。
閉塞感の強いこんな時代。
愚直にもやりたい事だけを追い続ける切なさと美しさに、泣いて笑って…また泣ける。
子供からお年寄りまで誰もが安心して楽しめる舞台。是非!
一般前売・当日(千穐楽以外)5,900円
一般前売・当日 千穐楽 6,500円
作品詳細、チケット予約方法などは下記をご参照ください。
↓
http://10ants.jp/theater/index.html
推薦者 Kobayashi miyako |
教育&映画プロデューサー 漫画と映画で人生を学び,現在は各地で法律を教えつつ映画制作にも関わる。 |