だるまとカナリア・妖楽(ヨーラ)「夏の夜の夢」劇舎カナリア・だるま座 公演

神楽ならぬ妖楽と洒落のめし、おおらかな劇を仕立て、和解と結婚を寿ぎ、妖精たちに奉納しよう

「だるまとカナリア・妖楽(ヨーラ)「夏の夜の夢」YO LA A Midsummer Night’s Dream」
劇舎カナリア・だるま座 公演

今回は、筆者がプロデュースする舞台のご紹介です。

此度はあまりにも有名な古典・シェイクスピア作「夏の夜の夢」の舞台です。

古典と言えば、台詞回しが独特で難解?

しかも長時間と、敬遠する向きも多いのでしょうが、そこは食わず嫌いを言わずに一度は体験して頂きたい本公演。

異才・天才の誉れ高き山本健翔氏の新解釈・演出で、本来3時間越えの長芝居を90分に凝縮!

妖精たち 恋人たち 職人たち 

彼らの立場を行き来しながら

「夏の夜の夢」で描かれるのは

「人間ってなんてばかでしょう!」
という

「てんやわんや」

ところでそこにあらわれる妖精の王と王妃の

仲たがいが

疫病やら異常気象をもたらすというわけで

コロナ禍渦中の今

ペストに直撃されながらも劇を諦めなかった

Shakespeare のWillに敬意を表し

神楽ならぬ妖楽と洒落のめし

おおらかな劇を仕立て

和解と結婚を寿ぎ

妖精たちに奉納しよう

ってわけで

廃屋のチェーホフ四大作品日替わり上演という無茶を山本健翔とやってのけた だるま座が,今回は山本健翔主宰の劇舎カナリアとコラボレーション。

だるまとカナリア と銘打っての合同企画

劇場という森で,夏の夜のまさにその夏至の夜を千穐楽に設定しての公演です。

今年の夏至に照準を千穐楽にあわせた趣向もお楽しみ。

シンプルかつ斬新な美術、スタイリッシュな衣装、歌あり演奏あり、殺陣ありのバラエティ豊かなひと時……

老若男女問わず楽しめる舞台であること間違いなしです。

作:ウィリアム・シェイクスピア

翻訳:小田島雄志

演出:山本健翔

期間:2022/06/17 (金) ~ 2022/06/21 (火)

6月17日(金) 19:00 Y

6月18日(土) 13:00 Y/17:00 L

6月19日(日) 13:00 Y/17:00 L

6月20日(月) 19:00 L

6月21日(火) 13:00 L/17:00 Y

劇場:小劇場楽園 https://www.honda-geki.com/rakuen/

料金(前売・当日)4,000円 全席自由

※チケット購入はこちらのサイトから

http://www.daruma-za.net/nextstage.html

推薦者
小林美也子

Kobayashi miyako

教育&映画プロデューサー

漫画と映画で人生を学び,現在は各地で法律を教えつつ映画制作にも関わる。